初めまして。動きと関わりのTerataniです。

 

 

 

理学療法士になり、10年目を迎えました(2025年3月現在)。動きの学習に関わるようになり、約5年ほどです。

 

 

 

私が動きの学習を学び始めたきっかけは、以前に京都の病院で勤務していた頃。

患者さんの関節可動域や筋力に着目し、そこが改善していけば、元通りの生活にその人たちは戻っていくものだと思い日々の理学療法を行っていました。それと同時に、機械的に業務をこなしているような、自分でなくても、関節や筋肉の知識があれば他の誰かがやってもできる内容なのではないか...社会人になって学校に入り直しPTという国家資格を取得したのに、理学療法ってこんなことを一生続けていくのか…漠然と違和感を感じていました。

 

寝返りは伸展パターン、屈曲パターンの2種類。椅子などから立ち上がるには、膝を90度以上に曲げ、お辞儀をするよう臀部離床する。教科書に載っている正常動作とされる動作方法の枠の中に、どうやって患者さんを近づけようか、その正常動作とされる枠の中にどうにかはめ込めないか苦悩していました。

 

患者さんのリハビリテーションはこのままでいいのか…、お見舞いに来るご家族に「何か家族側でもできる事はないですか?」と質問されても、上手く返答ができないことも…疑問が積み重なっていく日々でした。

 

幸いなことに、自分が抱えていた疑問に対して、一人の上司ともう一人の先輩が、運動学習や動きの質に対して着目していることを教えてくれました。少しずつ動きに関して勉強を深めていく中で、大阪で活動しているシンプルラーニングの先生にたどり着きました。そして、シンプルラーニングや予防介助の勉強会へ参加することになりました。

 

 

 

教科書や文献で学んだボディメカニクスや自分本位のハンドリングしか持ち合わせていなかった自分には、人の動きを尊重すること。人は自分の身体や動きを実感し、それが結果(動き)に繋がっていく。人(患者)は自ら学ぶ力があるという事実に、今まで自分がやってきた関わりとは.…

目からうろこだったことを覚えています

 

 

立ち上がりが上手くなりたいなら、立ち上がり練習を反復する。歩行が上手くなりたいなら、ひたすら歩く。

分からなければ、教科書や文献から知識を得て、それを患者さんに当てはめる。当時の自分ならこのように対応していたと思います

 

シンプルラーニングを通して『動きの学習』を学び始めた今だから、少しずつ感じていることなのですが、

答えは、セラピストが押し付けたり、持っているものではなく、患者さんやその対象者が持っているのではないかと思っています

 

こちらが理想とする動き方や考え方にフォーカスしていくのではなく、その人にどうやって感じて、気づていてもらえるのか。ということに焦点をあてていく

 

 難しいことを言っているように聞こえるかもしれませんが、

上の写真のように、おじ様同士が寝転がるような体験からも動きの学習は起こっているのです(笑)

 

人のカラダは本当に奥深いものだなと、感じています(笑)

 

 セミナーに参加して何かを感じ、発見・発掘して、日常生活や仕事、趣味活動へ持ち帰っていただく。

いろいろな体験を通して、一緒に楽しく、動きの学習をしましょう!